平凡だけど特別な。 -30ページ目

聖なる夜に。

チャチャさんが逝ってしまってから、4回目のクリスマスイブを迎えました。

でも、毎年、24日になると不思議とチャチャさんのことを忘れてしまうんです。

今年は21日にチャチャさんの話しをしたからさすがに忘れないだろうと思っていたんですが、やっぱり忘れました。

思い出すのは25日も終わろうとする頃です。

1年目だけは、しっかり覚えていて、智太洸太と初のクリスマスを迎えながら
思い出しては泣いていました。

先日のブログを書きながらも、やっぱりどうしても思い出すと泣いてしまうのですよね。

ふと、これはチャチャさんからのクリスマスプレゼントではないかと思いました。

毎年命日を忘れてしまうなんて、よっぽど私は冷酷な人間なのじゃないか?と思いもしましたが、いつも優しかったチャチャさんのこと。

きっと、その日は私が泣かないでいいように忘れさせてくれるのではないかと思うことにしました。

私は今もチャチャさんに守られているのだと、そう感じます。


そして、それはたぶん私の願いでもあるのです。




-聖なる夜に-




聖なる光に包まれて、私は空を昇った。

暖かくて、不安なんてなくて、幸せだった。

なのに、どうしてそんなに泣くの?

私のことを愛しているのなら、どうか笑っていて。

私は、笑った顔が大好きだから。

ありがとうを言えずに逝ってしまったことを

少しだけ後悔してる。

だから、これは私からのクリスマスプレゼント。


泣かないで私を思い出せる日まで、今日だけは私を忘れていいよ。


Merry Christmas!


泣かないで、笑って―――――――――ダイスキナヒト。