平凡だけど特別な。 -29ページ目

おやゆび姫。

お友達のおかずさんからかわいいクリスマス仕様の絵が届けられました。

懐かしい・・・しるばとらいむが描かれていました。

しるばは、私が飼っていたノーマルジャンガリアンのシルバーをモデルに
おかずさんが描くマンガに登場させてくださったのです。
らいむは、シルバーのお婿さんのパールホワイトジャンガリアンのライムがモデルです。

シルバーとライムは2人の間に6匹ものかわいいベビーを産み落としました。
そのうちの1匹の里親さんになってくださったのが、おかずさんと奥様のおみそさんです。

今でも、シルバーとライムのことを覚えていてくださってとても嬉しい。
ありがとう、おかずさん(^^)

シルバーは私にとってとても思い出深いコなんです。

シルバーはペットショップのガラスケースの中に私が手を差し出したら、ちょこちょこと歩いて手に乗ってきて、私の手の中で丸くなって寝てしまったのです。

後にも先にもそんなハムスターに出会ったのは、シルバーだけでした。

あまりにも短い時間をいつも笑顔で生きたシルバー。

おやゆび姫のように小さくても、残してくれたものはとても大きいです。

どんなに小さくても、生きているものは自分の思い通りにはならないし
自分自身の一生を精一杯生きているのだとシルバーに出会って思いました。

今はもうハムスターを飼う予定はありません。
うちには猫が増えて、彼らにとっては住み心地の良い家ではなくなってしまったと思うからです。

だけど、もしも、もう一度シルバーが私の手を見付けてくれたら・・・その時にはきっと一緒に暮らすのです(^^)




-出会い-



出会ったのは偶然。
私が入っている大きな大きなガラスの中を
一生懸命に覗きこんでいた。
いろんなコに手を出しては、逃げられて落ちこむ瞳。

私はここから出てみたかった。
あなたをじっと見ていたら、あなたも私を見た。

あなたはそっと私の前に手を置いた。
あなたの瞳は期待に満ちていた。

私は、ここから出てみたかったの。
だから、迷うことなくあなたの手を選んだ。

あなたは私を手に乗せて、ウレシそうにはしゃいでた。

私より子供みたいだなぁって思ったよ。

あの日から。

私たちは短いようで長い時間を、一緒に歩き始めたね。