平凡だけど特別な。 -3ページ目

太陽のカケラ。

空を見あげる。

声もなく

音もなく

存在さえも

飲み込まれそうな

深い夜が広がる。

ただ立ち尽くし

息することさえ忘れ

誰かを感じることも

出来ないまま

誰かを

追い求める。

強さと弱さは

どちらかひとつではいられない。

冷たい指に

落ちてきた

太陽のカケラを

握り締めて

呼び醒ませ

底に眠る強さを。